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2006年8月30日

2007年 F1 GP暫定カレンダー発表

FIAは2007年のF1暫定カレンダーを発表した。問題をクリアしたベルギーGPが復活したが、開催数削減のため1国1イベントとなり、サンマリノGP、ヨーロッパGPがカレンダーから消えた。注目の日本GPは富士スピードウェイで開催される予定で、鈴鹿と入れ替わるかたちになりそうだ。

rd.-1   3/18  オーストラリア  
rd.-2   4/08  マレーシアGP  
rd.-3   4/15  バーレーンGP  
rd.-4   5/13  スペインGP  
rd.-5   5/27  モナコGP  
rd.-6   6/10  カナダGP  
rd.-7   6/17  アメリカGP  
rd.-8   7/01  フランスGP  
rd.-9   7/08  イギリスGP  
rd.-10  7/22  ドイツGP  
rd-.11  8/05  ハンガリーGP  
rd.-12  8/26  トルコGP  
rd.-13  9/09  イタリアGP  
rd.-14  9/16  ベルギーGP  
rd.-15  9/30  チャイナGP  
rd.-16  10/07 日本GP  
rd.-17  10/21 ブラジルGP  

投稿者 ueno : 13:36

2006年8月28日

F1第14戦 トルコGP決勝結果

 F1第14戦トルコGPがイスタンブール・パーク・サーッキットを舞台に開催された。予選ではマッサが自身初となるポール・ポジションを獲得。2番手にシューマッハーが続き、フェラーリ勢によるフロント・ロウ独占となった。

 決勝は序盤、マッサをトップにシューマッハーが後を追う展開で進んでいく。ライバル勢から大きなリードを築き上げ、フェラーリの1-2体制が続く。ところが13周目、リウッツィが1コーナーでスピンを犯し、コース上にストップ。セーフティーカーが導入され、マージンは消滅。各マシンがピットへ流れ込んだ。フェラーリ勢は2台同時にピット・インし、マッサ、シューマッハーの順でコースへと復帰する。だがその間ピット内でシューマッハーは、宿敵アロンソにかわされ3位にポジションを落としてしまう。その後、懸命にアロンソを追いかけるシューマッハー。55周目にファステスト・ラップをマークするもあと一歩届かず、コンマ数秒差で繰り広げられたテール・トゥ・ノーズの2位争いはアロンソに軍配が上がった。

 一方、終始安定した走りを披露したマッサはトップのままポール・トゥ・ウィン。F1参戦66戦目にして待望の初勝利を収めた。今回のレースでフェラーリは、コンストラクターズ・ポイントに16ptが加算され、トップのルノーにあと2pt差に迫る148ptとなったものの、アロンソと熾烈なタイトル争いを繰り広げるシューマッハーのドライバーズ・ポイントはアロンソが2位となったことで、ポイント差は12ptに広がってしまった。残り4ラウンド。次戦はフェラーリの母国イタリアでの開催だけに、シューマッハーの逆襲に期待が集まる。

Round-14  Turkey GP
Pos.   No  Driver Machine Laps Time  Qlf
1 6 F.Massa Ferrari 248 F1 58 1:28:51.082 1
2 1 F.Alonso Renault R26 58 1:28:56.657 3
3 5 M.Schumacher Ferrari 248 F1 58 1:28:56.738 2
4 12 J.Button B・A・R Honda RA106 58 1:29:03.416 6
5 4 P.De La Rosa McLaren MP4-21 58 1:29:36.990 11
6 2 G.Fisichella Renault R26 58 1:29:37.676 4
7 7 R.Schumacher Toyota TF106 58 1:29:50.419 15
8 11 R.Barrichello B・A・R Honda RA106 58 1:29:51.116 13
9 8 J.Trulli Toyota TF106 57 1:28:53.202 12
10 9 M.Webber Williams Cosworth FW28 57 1:28:53.683 9
11 15 C.Klien Red Bul Ferrari RB2 57 1:29:01.283 10
12 17 R.Kubica BMW Sauber F1.06 57 1:29:09.330 12
13 21 S.Speed Toro Rosso Cosworth STR1 57 1:29:09.660 17
14 16 N.Heidfeld BMW Sauber F1.06 56 1:29:57.326 5
15 14 D.Coulthard Red Bul Ferrari RB2 55 1:26:07.616 16
Retirements
19 C.Albers Midland Toyota M16 46 1:12:36.174 22
22 T.Sato Super Aguri Honda SA06 41 1:29:36.815 21
10 N.Rosberg Williams Cosworth FW28 25 0:39:49.704 14
23 S.Yamamoto Super Aguri Honda SA06 23 0:37:04.218 20
20 V.Liuzzi Toro Rosso Cosworth STR1 12 0:18:48.789 18
3 K.Raikkonen McLaren MP4-21 1 0:02:35.779 7
18 T.Monteiro Midland Toyota M16 0 -------- 19
Fstest Lap
5 M.Schumacher Ferrari 248 F1 55 1:28.005

投稿者 akizuki : 18:12

2006年8月 7日

F1第13戦 ハンガリーGP決勝結果


 F1世界選手権第13戦ハンガリーGPが、8月6日ハンガロリンクを舞台に開催された。チャンピオン争いを繰り広げるシューマッハーとアロンソは共にフリー走行で規定違反を犯したため、予選では各セッション2秒加算のペナルティが科され、共に第2ピリオドで敗退。シューマッハーは12番手、アロンソは15番手という波乱の予選となった。

 決勝当日の天候は、ハンガリーGP開催以来初めてとなる完全なウェット・コンディション。スタートはホンダのジェイソン・バトンが、エンジン交換を行ったため、シューマッハーはひとつポジションを上げ、11番グリットから巻き返しを図る。

 オープニングラップはポール・ポジションからスタートしたキミ・ライコネンがトップをキープ。シューマッハーはこの時点で一気に順位を上げ、バリチェロ、デ・ラ・ロサに続く4位につける。だが、ウェット・タイヤのパフォーマンスが芳しくないフェラーリ陣営は、その後一気にペースを落とし、シューマッハーは3周目にアロンソに抜かれてしまう。さらに16周目、シューマッハーはフィジケラと接触。フロント・ウィングを破損し、ピットインを余儀なくされた。

 この間、トップに立ったアロンソは、さらにペースを上げ24周目には、ついにシューマッハーを周回遅れにする。だがその直後、ライコネンがトロ・ロッソのリウッツィに追突。この事故でセーフティカーが入り、周回遅れになったシューマッハーとトップを快走するアロンソのマージンは消滅した。

 レース終盤、天候は次第にウェットからドライへと変わる。だが、各車ドライ・タイヤに履き替えるも、シューマッハーはインターミディエイトのまま。この時点では2位をキープしていたが、後続のデ・ラ・ロサに抜かれ3位に後退。さらに悪いことに、3位のポジションを譲る際にハイドフェルドと接触。トラックロッドを破損し、そのままレースを終えた。一方、マッサは困難なレースを戦い抜き、8位でチェッカーを受けた。

 しかしレース終了後、フェラーリ陣営に嬉しいニュースが舞い込んできた。7位入賞を果たしていたロバート・クビカがアンダーウエイトにより、7位のリザルトをはく奪され、マッサは7位に浮上、シューマッハーも8位に入り、1ポイントを獲得。シューマッハーとアロンソのポイント差は10ポイントに縮まり、コンストラクターズ・ポイントは7ポイント差まで迫った。

Round-13  Hungary GP
Pos.   No  Driver Machine Laps Time  Qlf
1 12 J.Button B・A・R Honda RA106 70 1:52:20.941 14
2 4 P.De La Rosa McLaren MP4-21 70 1:52:51.778 4
3 16 N.Heidfeld BMW Sauber F1.06 70 1:53:04.763 10
4 11 R.Barrichello B・A・R Honda RA106 70 1:53:06.146 3
5 14 D.Coulthard Red Bul Ferrari RB2 69 1:52:42.055 12
6 7 R.Schumacher Toyota TF106 69 1:53:05.344 6
7 6 F.Massa Ferrari 248 F1 69 1:53:24.702 2
8 5 M.Schumacher Ferrari 248 F1 67 1:49:09.799 11
9 18 T.Monteiro Midland Toyota M16 67 1:53:15.391 16
10 19 C.Albers Midland Toyota M16 67 1:53:19.136 22
11 21 S.Speed Toro Rosso Cosworth STR1 66 1:53:32.755 20
12 8 J.Trulli Toyota TF106 65 1:47:35.019 8
13 22 T.Sato Super Aguri Honda SA06 65 1:52:23.674 19
Retirements
1 F.Alonso Renault R26 51 1:24:20.193 15
3 K.Raikkonen McLaren MP4-21 25 0:40:42.493 1
20 V.Liuzzi Toro Rosso Cosworth STR1 25 0:42:59.433 17
10 N.Rosberg Williams Cosworth FW28 19 0:32:36.526 18
2 G.Fisichella Renault R26 18 0:29:37.916 7
15 C.Klien Red Bul Ferrari RB2 6 0:10:33.480 13
9 M.Webber Williams Cosworth FW28 1 0:02:01.734 5
23 S.Yamamoto Super Aguri Honda SA06 0 -------- 21
Fstest Lap
6 F.Massa Ferrari 248 F1 65 1:23.516

投稿者 akizuki : 13:02