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2006年8月28日

F1第14戦 トルコGP決勝結果

 F1第14戦トルコGPがイスタンブール・パーク・サーッキットを舞台に開催された。予選ではマッサが自身初となるポール・ポジションを獲得。2番手にシューマッハーが続き、フェラーリ勢によるフロント・ロウ独占となった。

 決勝は序盤、マッサをトップにシューマッハーが後を追う展開で進んでいく。ライバル勢から大きなリードを築き上げ、フェラーリの1-2体制が続く。ところが13周目、リウッツィが1コーナーでスピンを犯し、コース上にストップ。セーフティーカーが導入され、マージンは消滅。各マシンがピットへ流れ込んだ。フェラーリ勢は2台同時にピット・インし、マッサ、シューマッハーの順でコースへと復帰する。だがその間ピット内でシューマッハーは、宿敵アロンソにかわされ3位にポジションを落としてしまう。その後、懸命にアロンソを追いかけるシューマッハー。55周目にファステスト・ラップをマークするもあと一歩届かず、コンマ数秒差で繰り広げられたテール・トゥ・ノーズの2位争いはアロンソに軍配が上がった。

 一方、終始安定した走りを披露したマッサはトップのままポール・トゥ・ウィン。F1参戦66戦目にして待望の初勝利を収めた。今回のレースでフェラーリは、コンストラクターズ・ポイントに16ptが加算され、トップのルノーにあと2pt差に迫る148ptとなったものの、アロンソと熾烈なタイトル争いを繰り広げるシューマッハーのドライバーズ・ポイントはアロンソが2位となったことで、ポイント差は12ptに広がってしまった。残り4ラウンド。次戦はフェラーリの母国イタリアでの開催だけに、シューマッハーの逆襲に期待が集まる。

Round-14  Turkey GP
Pos.   No  Driver Machine Laps Time  Qlf
1 6 F.Massa Ferrari 248 F1 58 1:28:51.082 1
2 1 F.Alonso Renault R26 58 1:28:56.657 3
3 5 M.Schumacher Ferrari 248 F1 58 1:28:56.738 2
4 12 J.Button B・A・R Honda RA106 58 1:29:03.416 6
5 4 P.De La Rosa McLaren MP4-21 58 1:29:36.990 11
6 2 G.Fisichella Renault R26 58 1:29:37.676 4
7 7 R.Schumacher Toyota TF106 58 1:29:50.419 15
8 11 R.Barrichello B・A・R Honda RA106 58 1:29:51.116 13
9 8 J.Trulli Toyota TF106 57 1:28:53.202 12
10 9 M.Webber Williams Cosworth FW28 57 1:28:53.683 9
11 15 C.Klien Red Bul Ferrari RB2 57 1:29:01.283 10
12 17 R.Kubica BMW Sauber F1.06 57 1:29:09.330 12
13 21 S.Speed Toro Rosso Cosworth STR1 57 1:29:09.660 17
14 16 N.Heidfeld BMW Sauber F1.06 56 1:29:57.326 5
15 14 D.Coulthard Red Bul Ferrari RB2 55 1:26:07.616 16
Retirements
19 C.Albers Midland Toyota M16 46 1:12:36.174 22
22 T.Sato Super Aguri Honda SA06 41 1:29:36.815 21
10 N.Rosberg Williams Cosworth FW28 25 0:39:49.704 14
23 S.Yamamoto Super Aguri Honda SA06 23 0:37:04.218 20
20 V.Liuzzi Toro Rosso Cosworth STR1 12 0:18:48.789 18
3 K.Raikkonen McLaren MP4-21 1 0:02:35.779 7
18 T.Monteiro Midland Toyota M16 0 -------- 19
Fstest Lap
5 M.Schumacher Ferrari 248 F1 55 1:28.005

投稿者 akizuki : 2006年8月28日 18:12