430 Scuderia /

2007

概要

F430スクーデリアはF430の進化版といえるモデルで、開発にミハエル・シューマッハが参加している。F430に比べて軽量化が徹底されており、特に内装や各部品でカーボンやチタニウムなどの軽量素材を使用することで100kgの軽量化を実現。これにより、操縦性や加速性能が向上した。4.3リッターV8エンジンもF430に比べ20馬力アップの最高出力510馬力となり、0-100km/h加速は約3.6秒と、非常に優れた加速性能を誇る。その他空力も大幅に改善されており、エアロダイナミクスの最適化により高速走行時の安定性が向上。リアウイングやディフューザーの設計が見直され、ダウンフォースが増加している。また、6速シーケンシャルギアボックスを搭載することで、高速でのシフトタイムを短縮。走行モードには、通常モードの他、高性能走行を重視したスポーツモード、最大限のパフォーマンスを引き出すレースモードが用意される。
■全長×全幅×全高:4512×1923×1199mm
■ホイールベース:2600mm
■乾燥重量:2775lb
■エンジン形式:V8 90 °
■総排気量:4308cc
■ボア×ストローク:92.0×81.0mm
■圧縮比:11.88.1
■最高出力:510cv/8500r.p.m.
■最大トルク:470Nm/5250r.p.m.
■変速機:F1 、マニュアル6段+後進

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