北陸初開催の「リシャール・ミル 」主催チャリティトーナメントとチャリティマッチが能登半島地震・豪雨被災地域支援に合計で約1800万円を寄付。

スイスの高級機械式腕時計ブランド「リシャール・ミル」と一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)とのコラボで実現した新規公式大会、「リシャール・ミル チャリティトーナメント2025」が、7月31日(木)~8月3日(日)に石川県羽咋郡宝達志水町の能登カントリークラブで開催され、晴天が続いた大会4日間で5829人のギャラリーを集めた。

チャリティトーナメントおよびチャリティマッチの実現に尽力した、リシャールミルファミリーの青木瀬令奈プロ(左)、宮里優作プロ(中央)、成田美寿々プロ(右)。

この大会には令和6年能登半島地震・豪雨の被災地支援やジュニアゴルファー育成へのチャリティ活動という目的もあって、会場のギャラリープラザでは宝達志水町商工会や輪島朝市組合などの協力で、地元の新鮮な食材や名産品などが販売されたほか、無料招待されたジュニアゴルファーや地元のキッズたちを対象に、これまでもリシャール・ミルファミリーとしてチャリティ大会に尽力してきた宮里優作プロ、青木瀬令奈プロ/成田美寿々プロによる観戦ツアーや大会出場選手によるレッスン会なども実施された。

また、本大会の指定練習日である7月29日(火) と30日(水)には、過密なツアー日程を縫って参加した女子プロゴルファー16名とトーナメント出場者から選ばれた男子プロ16名の男女ペアによる「リシャール・ミル チャリティペアマッチ 2025」も開催。

この人気選手らによるなごやかなペアマッチが集まった1227名のギャラリーを楽しませたのはもちろん、2000円以上の寄付で参加ペアと写真撮影ができるチャリティフォトや、決勝日のバーディー数124個/イーグル数1個×1万円の合計125万円がリシャールミルジャパン財団から石川県へ寄付されるなど、被災地支援のチャリティにも大いに貢献。ちなみに通算26アンダーの石川遼/金澤志奈ペアが2位と3打差をつけて優勝した。

優勝ペアは偶然にも「石川」遼選手と「金澤」志奈選手という今大会にマッチした名前のおふたり。

男子ツアー公式大会として初開催となった「リシャール・ミル チャリティトーナメント2025」には、144名のプロゴルファー(推薦選手21名)が参加。大会最終日を3位タイでスタートした池村寛世(いけむらともよ)プロが6バーディと1イーグルで3打差を逆転し、通算24アンダーで自身3年ぶりとなる3勝目を挙げ、優勝賞金2000万円を獲得した。

今大会が結婚後初優勝だという池村寛世選手には、リシャールミルジャパン川崎圭太社長から優勝トロフィーが手渡された。

なお、ジャパンゴルフツアー選手会からの申し出により、賞金総額1億円の5%となる500万円とホールインワンチャレンジや会場5カ所に設置された募金箱で集めた164万5602円が石川県に寄付されたほか、リシャールミルジャパン財団から認定NPO 法人全国こども食堂支援センター・むすびえと認定NPO 法人カタリバへ、それぞれ500万円ずつが寄付された。

能登復興支援の祈りを込めた手と手を合わせたようなデザインの優勝トロフィーは、石川県出身の陶芸家・建築家 奈良祐希さん制作によるもの。

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