2005
575GTC Evoluzione 2005
 FIA GTシリーズを始め、各国のGTシリーズで活躍する575GTCの戦闘力をより高めたエボリューション・モデルが575GTC Evoluzione 2005だ。再設計されたエンジンは、5979ccの総排気量から600bhpを発揮し、マネージメント・システムを改良して、より扱い易いトルクカーブを得ている。組み合わされるギアボックスはシーケンシャル・タイプの6段で、トリプル・カーボン・ディスク・クラッチが組み込まれる。
 カーボン・コンポジット製のボディは、フロント・チンスポイラーが拡大されると共に、サイドには調整可能なスプリッターが追加され、より優れた空力性能を発揮。またアンダー・パネルはFIAが定めるフラット・タイプで、リア・ディフューザーも規定内の形状となる。外観ではホイールアーチの形状が変わり、フェンダーもより拡大されている。またボンネット上のエア・インテークの形状が変えられ、より吸気性能を向上。エンジン・フード上のエア・アウトレットも拡大され、エンジンルーム内のクーリング性能がアップさせている。
 シャシー面ではステアリング・ポストの位置を変更し、重量配分が改善され、限界性能を更に高めたという。
●全長×全幅×全高:4590×2035×1170mm
●ホイールベース:2500mm
●車輌重量:1100kg(乾燥)
●エンジン型式:水冷65°V型12気筒DOHC 4バルブ
● 総排気量:5979cc
● 最高出力:600bhp/11000 r.p.m.
● 変速機:6段M/T+Rev.
●生産台数:--
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