1956
500Testa Rossa
500モンディアルの進化系として1956年に現れたのが500テスタロッサである。フロント・サスペンションのスプリングがらせん状に変更されると共に、500モンディアルの4気筒エンジンをベースに180HPを発揮し、より戦闘力を高めた。1956年にモンツァで行われたスペルコルテ・マッジョーレでは、コリンズ組の優勝を始め、フォンジオ組が3位、ジャンドビアン組が4位と輝かしいデビューを飾った。ちなみにテスタロッサとの語源"赤い頭"は、カム・カヴァーが赤く結晶塗装されていたため。合計17台製造された。
● 直列4気筒DOHC2バルブ
● 1984cc
●180HP
●生産台数: 17
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