1955
410S Spider
最も過酷なレースとして知られるカレラ・パナメリカーナ・メヒコを、制するべく送り出されたのが410Sである。ランプレディがフェラーリで最後に手掛けた410スーパーアメリカの5リッターV12気筒エンジン・ユニットをベースに持つ。カムを挟んで吸排気両側にプラグを持つツイン・イグニッションが最大の特徴。リア・サスペンションはド・ディオン・アクスルが採用された。カレラ・パナメリカーナ・メヒコが中止になり、1956年のブエノス・アイレス1000kmレースに2台共参加したが、いずれもリタイアに終わっている。 ● 60°V12 SOHC2バルブ ● 4961cc ● 380HP ●生産台数:2
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