1954
375Plus
375MMのストロークを6.5mm延長して4522ccから4954ccに拡大した、V12型エンジンを持つのが375プラスだ。1954年のル・マンではゴンザレスの手によって優勝を果たし、最後のカレラ・パナメリカーナ・メヒコではマリオリのドライブによって総合優勝を果たしている。ちなみに通常1気筒あたりの排気量を車名にするフェラーリだが、この場合は"プラス"表記で逃げている。ピニンファリーナ製スパイダー・ボディが6台とベルリネッタが1台、スカリエッティ製のスパイダーが1台製造された。写真はピニンファリーナ製のボディ。
●4954.6cc●344HP
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