1963
250LM
250GTOの後継モデルとしてGTクラス制覇を目指して送り出されたフェラーリGT初のミッドシップ・マシーンが250LMだ。フェラーリは250GTOの正常進化型としてホモロゲート申請をするが、あまりにも違いすぎることもありFIAの公認が取れず、プロトタイプ・クラスで参戦することになる。車名となった1965年のル・マン24時間では、ノース・アメリカン・レーシング・ティームの250LMが見事総合優勝を果たし、2位にもエキュリー・フランコルシャンの250LMが続き、ホモロゲーションが認められなかった悔しさを吹き飛ばす快挙を成し遂げた。
●全長×全幅×全高:4270×1700×1115mm
●ホイールベース:2400mm
●車輌重量:820kg(乾燥)
●エンジン型式:水冷60°V型12気筒SOHC 2バルブ
● 総排気量:3285cc
● 最高出力:320hp/7500 r.p.m.
● 変速機:5段A/T+Rev.
●生産台数:32
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