1962
250GTO
歴代のフェラーリ・コンペティションGTの中で、希少性とレーシング・ヒストリー性の高さから、最も高い評価を得ているのが250GTOだ。メカニズム的には250GT SWBの発展形だが、全体のバランスの良さから高い戦闘力を発揮した。合計39台が製作され、1964年シーズンに向けて製作された後期型は、250LM譲りのワイド&ローの戦闘的なスタイリングを持つ。1963年のル・マン24時間レースでは、総合2位、GTクラス優勝という快挙を成し遂げている。
●全長×全幅×全高:4400×1675×1245mm
●ホイールベース:2400mm
●車輌重量:1044〜1112kg(乾燥)
●エンジン型式:水冷60°V型12気筒SOHC 2バルブ
● 総排気量:2953cc
● 最高出力:296〜302hp/7500 r.p.m.
● 変速機:5段M/T+Rev.
●生産台数:39
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