1984
Testarossa
1984年のパリ・サロンで、GTOに続き栄光の名称テスタロッサが復活した。512BBiの後継車として登場したテスタロッサは、サイドに大胆なスリットが入った斬新なワイド&ローなスタイリングを採用し、その独創性からデザイン界に大きな影響を与えた。ボディサイズは4485×1976×1130mmへと拡大され、ホイールベースは2550mmとなった。512系から引き継いだボクサー12気筒のティーポF113Aユニットは、ヘッドを4バルブ化と共に各部に手が入れられ、512BBiに比べ+50HP、+4.0kgと大幅な性能向上を果した。カムカバーにはその名称どおり赤い結晶塗装が施されている。
●全長×全幅×全高:4485×1976×1130mm
●ホイールベース:2550mm
●車輌重量:1506kg
●エンジン型式:水冷180°V型12気筒DOHC4バルブ
●総排気量:4942cc
●最高出力:390HP/6300r.p.m.
●変速機:5段M/T
●生産台数:7177台
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