1994
F512M
BBから連綿と続いてきたボクサー・ミドシップの最終進化版であり、512TRの後継モデルとして登場したのがF512Mである。その一新された曲線的なスタイリングは、エリプソイド・ヘッドランプを採用したことにより大胆に変貌を遂げ、テール・ランプは伝統の丸型に変更された。エンジンでは燃焼室形状を見直したほか、F355と同様のチタン・コンロッド、バリアブル・ピッチのバルブ・スプリングなどを採用し440HP/6750r.p.m.、41.0kg-m/5500r.p.m.を発揮。最高速度はじつに315km/hをマークするに至った。
●全長×全幅×全高:4480×1976×1135mm
●ホイールベース:2550mm
●車輌重量:1455kg
●エンジン型式:水冷180°V型12気筒DOHC4バルブ
●総排気量:4943cc
●最高出力:440HP/6750r.p.m.
●変速機:5段M/T
●生産台数:500台
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