1994
F355 Berlinetta/GTS
348系の後継車として1994年に登場したのがF355だ。基本設計こそ348から多くを受け継ぐが、エンジンはF119型をベースに3495ccに拡大され、F1技術をフィードバックした5バルブヘッドを備える。最高出力は380HP/8250r.p.m.、最大トルクは37.0kg-m/6000r.p.m.と1リッター当たり100HPを越えるパワーを発揮。前期型のエンジン・マネージメントにはモトロニックM2.7を組み込み、後期型ではM5.2に変更された。スタイリングはピニンファリーナが手掛け、フェラーリの量産車として初のグランド・エフェクト構造を取り入れた。
●水冷90°V型8気筒DOHC4バルブ
●3495cc
●380HP
●生産台数:――――
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