2003
612 Scaglietti
新時代の2+2モデルとして登場したのが、456シリーズの後継である612スカリエッティだ。612の“6”は総排気量の6リッター、“12”は気筒数をそれぞれ表し、サブネームはかの名門カロッツェリア、スカリエッティに由来する。375MMバーグマン・クーペをモチーフにデザインされたスタイリングの内側には、12気筒モデルとして初めてアルミ製スペース・フレーム構造を採用し、先代の456系に対し重量剛性比は60%増を実現している。V12ユニットはフロント・ミドシップで搭載され、最高出力540hp/7250r.p.m.を発揮した。
●水冷65°V型12気筒DOHC4バルブ
●5748cc
●540HP
●生産台数:――――
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