1968
365GTS
1968年にデビューした365GTSは、同時に発表された365GTCのスパイダー・バージョンだ。パワー・ユニットとルーフ回りを除いた外観は365GTCと共通しており、新しいスロットル・リンケージが導入されているのが特徴となる。最大のマーケットであるアメリカで厳しい排気ガス規制が施行されたことよって、同モデルは非常に短命に終わり、1969年の半ばに製造が中止されるまでに20台のみ作られるに留まった。ちなみに、最初の10台にウェーバー40 DFI/5が、残りの10台には40 DFI/7のキャブレターが組み込まれた。
●60°V12 SOHC2バルブ
●4390cc
●320HP
●生産台数:20台
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