1972
365GT/4 2+2
1972年末に、近代的なウェッジと直線基調のスタイリングを持ち、ツインカム・ヘッドを採用した365GT/4 2+2が登場。パワー・ユニットはデイトナ用を扱い易くモディファイすると共に、高さを押さえるためサイド・ドラフト・タイプのキャブレターを備える。デザインはピニンファリーナが担当。6個のテールランプとセンター・ロック式のホイールが、後に誕生する400/412系との外観上の識別点になる。アメリカの排ガス規定に適合する仕様が作られなかったため、先代の365GT 2+2より少ない521台が1976年までに製造されたに留まる。
●全長×全幅×全高:4810×1796×1310mm
●ホイールベース:2700mm
●車輌重量:1500kg
●エンジン型式:水冷60°V12 DOHC2バルブ
●総排気量:4390cc
●最高出力:380HP/6800r.p.m.
●変速機:5段M/T
●生産台数:521台
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