1999
360 Modena
F355の後継車として、フェラーリが21世紀を睨んで開発したV8ミドシップ・ベルリネッタが360モデナだ。エンジンの基本設計こそF355から受け継ぐが、ほとんどの部分が新規開発された。360のメカニズムの中で最も目を引くのがオール・アルミニウム製のスペース・フレームの採用で、F355比ではボディが一回り拡大されたにもかかわらず、100kgの軽量化に成功している。エンジンは3586ccに拡大され400HP/8500r.p.m.を発揮し、随所にレーシング・フィールドで得た最新技術が惜し気もなく注ぎ込まれている。
●水冷90°V型8気筒DOHC5バルブ
●3586cc
●400HP
●生産台数:――――
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