1993
348 Spider
デイトナ・スパイダー以来途絶えていたフェラーリの2座スパイダーだが、モンテゼモロ体制になった1993年、348スパイダーとして復活した。ピニンファリーナの手によるスタイリングは見事な仕上がりを見せ、搭載されるパワー・ユニットは320HPを発揮するパワーアップ版のF119Hユニットが、このスパイダーに初めて搭載された。トップの開閉は手動式だが、簡単に操作できる確実な構成を持つ。ルーフ・セクションが無くなったことによるボディ・剛性低下を補うため、サイドシル部には補強が加えられた。
●水冷90°V型8気筒DOHC4バルブ
●3405cc
●320HP
●生産台数:1090台
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