1966
275GTB/4
フェラーリのロードカーとして初めてDOHCユニットが積まれた275GTB/4は、275GTBがデビューした同じパリ・サロンで2年後に発表された。ボディは基本的に2カム・モデルに準じるが、エンジン・フード中央には6連キャブを収めるためのパワーバルジが設けられ、10個の角孔を持つアロイ・ホイールに変更された。一方インテリアでは、2カム・モデルではウッド・パネルだったインストルメント・パネルがブラック・アウトされている。名称の“/4”は、4カムシャフトに由来するもの。約一年間で350台が製造された。
●60°V12 DOHC2バルブ
●3285cc
●300HP
●生産台数:350台
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