1964
275GTB
フロント・エンジン・ベルリネッタの完成形といえる275GTBは、1964年のパリ・サロンでデビュー。2400mmのホイールベースのシャシーに、V型12気筒のティーポ213ユニットを積む。フェラーリのロードカーで初めてトランス・アクスル方式と、ダブル・ウィッシュボーン式の4輪独立懸架サスペンションを採用した。ピニンファリーナによるボディは、長く伸びたノーズとダック・テール処理など250GTOの流れを汲む。1965年には、ノーズが延長した改良型が登場し、前期型をショート・ノーズ、後期型をロング・ノーズと呼ぶ。
●60°V12 SOHC2バルブ
●3285cc
●280HP
●生産台数: 448台
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