1960
250GT Spider California SWB
1960年には、コンペティション・シーンでホイールベースを2400mmに短縮した250GT SWBが好成績を収めていたため、250GTスパイダー・カリフォルニアもSWBバージョンに移行してゆく。V型60度12気筒のティーポ168エンジンを、250GT SWBと共通の539型シャシーに搭載した同モデルは、圧縮比をLWBの9.0:1から9.5:1に高めたことにより、最高出力がLWBの240HPを40HP上回る280HPまで引き上げられた。スタイリングは基本的にLWBのものを引き継ぐ。1963年までに57台を製造。
●60°V12 SOHC2バルブ
●2953cc
●280HP
●生産台数:57台
このページを閉じる