1992
F92AT
1992年のスクーデリア・フェラーリは、期待のイタリア人ドライバーのイバン・カペリを招き、アレジと共に闘う。新たに製作されたF92Aは、独創的なスタイリングが特徴だった。戦闘機を思わせるインテークの造形や2重のフロア・パネルは、ジャン・クロード・ミジョ−の発案である。しかし斬新な姿とは裏腹にコースによって戦闘力が大幅に低下し、エンジンはライバル達よりパワーと耐久性の面で劣り、スペインGPとカナダGPでの3位が精一杯だった。シーズン途中から横置きギアボックスを採用したF92ATへ進化する。
●エンジン形式:Type E1 A-92
●エンジン型式:65°V型12気筒DOHC5バルブ
●総排気量:3497.96cc
●最高出力:700hp/
●製造台数:7
このページを閉じる