2000
F1-2000
1999年に16年ぶりのコンストラクターズ・タイトルを獲得したフェラーリの次なる目標は完全制覇。その原動力となったF1-2000は、前年のF399と変わらないように見えるが、実は重心位置を下げ、空力性能を大幅に向上させた新開発のマシーンなのだ。ティーポ049エンジンも、高出力と高い耐久性を兼ね備え、日本GPでシューマッハーが自身3度目、フェラーリ移籍後初のワールド・チャンピオンを勝ち取る。続く最終戦でコンストラクターズ・タイトルを決め、スクーデリア・フェラーリは21年ぶりの完全制覇を達成した。
●エンジン形式:Tipo 049
●V型10気筒DOHC4バルブ
●総排気量:2997cc
●最高出力:Over 770hp
●製造台数:8
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