1956
Lancia-Ferrari D50
フェラーリF1マシ−ンの中で異色の存在といえばランチア・フェラ−リD50だ。フェラ−リは1955年に 、経営難のためF1プロジェクトを中止したランチアから6台のD50とエンジニアのヴィットリオ・ヤ−ノを引き取り参戦することにする。D50は620kgと軽量に仕立てられておリ 、最大の特徴はサイドの燃料タンクで、燃料が減っても操縦性が変わらず戦闘力を高めることに貢献した。1956年になると本領を発揮し 、ファンジオがマセラティのスターリング・モスを3ポイント引き離し 、見事チャンピオンを勝ち取った。
●エンジン型式:90°V型8気筒DOHC2バルブ
●総排気量:2485.98cc
●最高出力:265hp/8500r.p.m.
●製造台数:6 |
|