1952
500F2
1954年からの2.5リッター規定に先立ち、1952年から2年間はF2マシーンでグランプリが行なわれた。フェラーリはランプレディが開発した直列4気筒2リッター・ユニットを使った500F2を製作。車名の500は1気筒当りの排気量を表わす。フェラーリの1952年シーズンは、アルベルト・アスカリ、ジュゼッペ・ファリーナ、ピエロ・タルフィらにステアリングを託す。軽量で高出力な500F2は高い戦闘力を発揮し、アスカリが8戦中6勝を得るという完璧な強さを見せ、ワールド・チャンピオンを獲得した(コンストラクターズ・タイトルは1958年から実施)。
●エンジン型式:直列4気筒DOHC4バルブ
●総排気量:1984.9cc
●最高出力:175hp/7500r.p.m.
●製造台数:11
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