1964
158 F1
1961年シーズンを圧勝で飾ったフェラーリだが、その後ロータスやBRMが著しい進化を遂げ、1962-63年シーズンは悲惨な結果に終ってしまう。そこで新たに開発されたのが158F1だった。新設計の8気筒ユニットを搭載し、シャシーも鋼管スペース・フレームにアルミを貼ったセミ・モノコック構造を取り入れ、空力も見直される。フェラーリは再び王者の座を目指し、バンディーニに加え新たにジョン・サーティースを迎える。名手サーティースの卓越したドライビングにより、見事3年振りのダブルタイトルを獲得した。
●エンジン形式:Tipo 205B
●エンジン型式:90°V型8気筒DOHC2バルブ
●総排気量:1489.23cc
●最高出力:210hp/11000r.p.m.
●製造台数:2

このページを閉じる