1982
126C2
フェラーリ初のターボF1である126Cの発展型として誕生したのが126C2だ。フェラーリ初のアルミ・ハニカム・モノコックを採用し、初の本格的ウイング・カーとして送り出された。マシーンの戦闘力は高かったのだが、この年は第5戦ベルギーGPの予選でヴィルヌーブが悲劇的な事故死を遂げ、その原因を作ったピローニも第15戦のドイツGPの予選で選手生命を絶たれるアクシデントに見舞われてしまう。しかし代役を務めたタンベイとアンドレッティの活躍により、1982年のコンストラクターズ・タイトルを獲得した。
●エンジン形式:Tipo 021
●エンジン型式:120°V型6気筒DOHC4バルブ
●総排気量:1496.43cc
●最高出力:580hp/11000r.p.m.
●製造台数:11
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