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2006年07月29日

フェラーリ、クラシック専門事業部を新たに設立。

 フェラーリ社は、ヒストリック・フェラーリのレストア、メンテナンス、技術支援、そしてオーナーへの鑑定書を発行することを目的とした専門事業部“Ferrari Classiche”(フェラーリ・クラシッケ)を、マラネロの本社内に開設した。
 フェラーリ・クラシッケは、950平方メートルもの敷地にオフィスとワークショップを設け、文化遺産ともいうべきフェラーリの伝統と歴史の保護を図る。製造後20年以上が経過したロードカーやF1マシーンを含むすべてのコンペティションカーを対象とし、同事業部、または全世界の特別認定センターの検査を受けた上で、オリジナル・コンディションのフェラーリ車であるかが判定される。
 さらにピエロ・フェラーリ副会長が委員長を務めるCOCER(Certification Committee:鑑定委員会)では、フェラーリの歴史アーカイブを利用し、鑑定車輌の技術的な検査を実施。シャシーをはじめ、エンジン、トランスミッション、サスペンション、ブレーキ、ホイール、車体構造、インテリアに至るまで、それらがオリジナルであるかどうか、または本来の仕様を満たしているかが判断される。仮に機械部品がオリジナルでないことが判明した場合でも、オーナーの要望があれば、オリジナルの仕様のスペア部品をフェラーリ、または公式サプライヤーから入手することでオリジナルの状態に復元することが可能としている。今後フェラーリではこうした復刻部品を提供する手始めとして、今年からエンジン・ブロックとシリンダ・ヘッドなどの鋳造品製造を開始していく予定だ。
 なおフェラーリ・クラシッケによる公式な鑑定書が発行されると、車輌の売却時の重要な証明となることに加え、“シェル・フェラーリ・ヒストリック・チャレンジ”をはじめとした、フェラーリの公式イベントへの参加が可能になるという、フェラーリ・オーナーにとっては非常に魅力的な特典も用意されている。

投稿者 akizuki : 2006年07月29日 21:07

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